外壁塗装

外壁塗装は10年が限界・・・ご存知でしたか?

外壁や塗料の種類によりタイミングが違いますが、一般的には10年程度で現状の診断をして必要であれば対策を行っていかなければなりません。外壁や屋根の塗装面は家を風雨や太陽光から守る役割がありますので、塗装面が劣化すると壁にひびが入り、そこから雨やカビが腐食していき家の内部にまで影響を与えます。塗り替えが必要かどうかの診断には、専門知識が必要ですので、施工実績が豊富なスタッフがいる信頼できる業者に診断を依頼することが重要です。

モルタル壁

塗装の目安は約10年となります。
モルタルとは砂とセメントに水を混ぜたもので作ります。

質感に味わいがあり、デザインの自由性がありますので、1990年代より以前に建てられた住居では主流とされていました。
「クラック」と呼ばれるひび割れを起こしやすいというデメリットがあります。

窯業系 サイディング壁

塗装の目安は約8年となります。
どのような建物にも合わせることができ、また扱いやすく成功がしやすいので、最近の主流となっています。

耐火性、防水性に優れていますが、5年~7年を過ぎたあたりから表面の防水性能が落ち、ツヤが無くなり色あせなどが出てきます。

塗膜が剥がれてしまうと水を吸収するようになりカビなどの原因となります。

外装材の種類

外壁に使用する塗料は種類が多く、耐久年数が違うだけではありません。予算にあった、お家にあった機能のある塗装材を選ぶこともポイントです。どんな塗料を使うかで、材料の価格にかなり違いがでてきます。

塗装材料の種類 耐久年数 機能・特徴

アクリル塗料

4年~7年

価格も安価でホームセンターなどにも売っている一般のアクリル塗料。
撥水性・弾力性に優れ、通気性がない為、壁の中が蒸れる。
紫外線に弱い。

ウレタン塗装

8年~11年

万能塗料とも言われ、ひと頃までは塗料の主流。
様々な用途に用いることができる。
耐候性、耐水性、耐薬性にも特に優れています。

シリコン塗料

12年~15年

親水性に優れ、汚れが落ちやすい。
透湿防水機能もあるので、蒸れずに防水効果もある。
弊社ではセラミシリコンをお勧めしています。

セラミックス塗料

10年~12年

 

非常に硬い。いったん割れると補修が難しい。

 

フッ素塗料

12年~15年

価格も高め。

塗膜が固いので割れが発生しているお家には不向き。

紫外線に強い。 

 

遮熱塗料

 

7年~10年

遮熱塗料(高反射塗料)を塗ることで建物の表面温度をクールダウン。

室内に伝わる熱を大幅にカットし省エネ・空調費を削減しヒートアイランドなどの

問題にも貢献できると言われています。